・以前資格をとって、ずっとその業界で働いている
・他の仕事に興味がでてきた
・でも、資格を使わないのはもったいない
・だから同じ業界で働き続けている
この記事は、こんな方↑に向けての内容です。
僕がなぜこの記事を書こうと思ったかというと、今の時代、マジで資格に縛られないほうがいい!と思ったからです。
他にやってみたい仕事があるけど「この資格をとったからこの仕事をしないともったいないんじゃ!!」と思って今の仕事を続けているなら、やってみたい仕事に挑戦することをおすすめします!
この記事で伝えたいこと!
・AIに奪われそうな仕事なら、その資格を捨てて動くべし
・資格取得にかけた費用の考え方【サンクコスト】
・他の分野で今までの経験を活かすと、レアな人材になれる
資格に縛られて動けなくなると、あなたの可能性が潰れる
概要はこんな感じです
・やってみたい仕事に時間を使えば、自分の可能性を広げられる
・AIの進化で、今の仕事が将来なくなる可能性も考えておこう
「資格に縛られて動けなくなる」ってどういうこと?
前提として、僕が言う「資格に縛られて動けなくなる」っていうのは
・だから「他の仕事もしてみたいな」と思いながらも、ずっと同じ仕事を続けている
そんな状態のことです。
僕自身がそうだったんですが、3年前からIT関係の仕事をしたいと思いつつ、9年間ほど管理栄養士として働いていました。管理栄養士の資格を4年間と600万円をかけてとったから資格を使わなきゃもったいない!と思っていたからです。
これがまさに資格に縛られている状態です。
・今の仕事でこれ以上成長を感じられない
・今の仕事に飽きている
・業界の将来性に不安がある
・他の業界で仕事をしてみたい
こんな状態だったにも関わらず、僕は同じ仕事で9年間も働き続けてしまったんです。とりあえずは生きていけますから、忙しさに身を任せて深く考えないようにすらしていました。
9年ですよ、9年。管理栄養士として毎年成長できていればいいんですが、たぶん6年目くらいから大きな成長はありませんでした。知識は増えましたが、いかに今の仕事をミスなく円滑に進められるかが大切になっていましたから・・・
ぬるま湯につかって満足しちゃっていたんですね。これは大きな反省点です。
資格にしがみついていると、貴重な時間がムダになる
そんな感じで、僕は3年前からITの分野に興味がありましたが、僕は慣れている管理栄養士の仕事を続けることを選んでしまいました。その結果、3年間はあまり自分自身が成長できずムダにしてしまうことになったんです。
慣れている仕事を続けてあまり成長できない3年間と、興味のある分野で過ごす3年間。
言うまでもなく、興味のある分野に挑戦した方がいいですよね。3年間めちゃくちゃ頑張れば、その道である程度の結果は出せます!
いろいろ意見があると思いますが、思いっきり働けるのは25~45歳くらいまででしょうか。20年ですね。そのうちの3年をムダにしてしまったと思うと、結構な損失です。
僕はアラサーですが、やっとそのことに気づいて動き出したところです。これ以上、時間をムダにしないために今の資格を捨てて、自分がさらに成長できるIT分野へ転向を決めました。
ここまで僕の例をずっとお話してきましたが、あなたの場合はどうでしょうか?
もし僕と同じような状況なら、自分の将来をちょっと考えてみるのがいいかもしれません。少しでも他の仕事もしてみたいと思っているなら、ぜひ情報収集だけでもしてみてください!
AIに仕事を奪われそうな仕事なら、資格を捨てて早めに動くべし
資格を捨てるなんて!と思うかもしれませんが、今、AI化の波がめちゃくちゃ押し寄せてきています。
昔では考えられないくらいAIの機能が発達してきていて、資格が必要な仕事でも、近い将来になくなる可能性が高いものがあると言われています。
資格が必要な仕事で無くなる可能性が高いのは、会計士、臨床検査技師、経理、調理師などです。
データに基づいて分析・入力する仕事や決められた内容を処理する仕事は、どれもAIやロボットが進化すれば代わりにできてしまうからです。
普段忙しいとなかなか世の中の変化に気づけません。世の中がどう変わってきていて、自分にどんな影響があるか知っておくことも、将来を考える上では大切なポイントです。
自分の仕事がなくなったときを見据えて今のうちから動くことで、さらに自分の可能性が広がっていくと僕は思います!
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▼参考記事
他の分野の仕事×今までの経験=レアな人材になれる
僕が他の仕事に興味があるならぜひ挑戦を!と言っている理由はもう一つあります。
それは、これから挑戦する分野の仕事に今までの経験を掛け合わせると、新しい価値を生むことが出来るからです。
例えば、営業を長年続けてきた人がプログラマーに興味があって転職したとします。
プログラマーは世の中には大勢いますが、プログラミングの他に営業もできる人材となると急に数が少なくなりますよね。
「プログラミングのできる営業マン」という存在自体が貴重なので、会社にとって必要な人材になり得るんです。営業の少ない会社なら、なおさら手放したくなくなるでしょう。
もちろん転職に失敗する可能性はありますので、他の分野に挑戦するかどうかは慎重に考えるべきです。
ですが、やってみたいことがあるなら、レアな人材を目指して転職したほうが楽しいんじゃないかと僕は思います!
資格取得にかけた費用の考え方【サンクコスト】
たぶん、ここまで読んで「言ってることはわかるけど、やっぱりお金と時間をかけてとった資格を使わないのはもったいなさすぎる!」と思う人も多いと思います。というか、僕もずっとそう思っていました。
でも、僕は【サンクコスト】という言葉を知ってから考えが少し変わりました。
サンクコストとは【すでに使ってしまった、もう戻らない費用・お金・労力】のことです。意思決定するときはサンクコストを無視すると、正しい判断ができるようになります。
例えば僕の場合、「600万と4年をかけて資格をとった」のはサンクコスト(=昔の話)です。
でも、他にやりたいことができたのに「600万も使ったからこの仕事はやめられないんじゃ!!」と思っていたら一生新しいことができませんよね。
そうではなく、自分にとって新しいことを始めるほうがメリットがあるかどうかを考えるべきなんです。
資格の取得に使った時間やお金以上に価値のあるものに出会えると思えるなら、思い切って新しい道に進みましょう!
おわりに:資格に縛られずに、やりたい仕事をやってみよう!
ニュースでも度々取り上げられますが、終身雇用が終わってきていますね。終身雇用がなくなりつつある現代では、いかに生き残るか考えることが重要だと、僕は考えています。
自分が変わることって結構怖いですが、変わらないともっと怖い将来が待っているかもしれないですね・・・なんちゃって。
今までの経験を生かして他の分野で新たに経験を積むことで、自分をレアな存在にすることができます。
他の分野の仕事に興味を持っている人、記事を読んで今の資格だけだと将来が不安になったって人は、ぜひ新しい仕事に挑戦してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました!あなたの人生がもっと良くなるといいな~と思ってます!
またね!
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