【転職の前に】委託給食会社を辞めたい栄養士が、今の会社でキャリアアップする方法

【転職の前に】委託給食会社を辞めたい栄養士が、今の会社でキャリアアップする方法転職

この記事は、委託給食会社で働く栄養士・管理栄養士のキャリアアップについて書いています。

・委託給食会社で働いてるけど、続けるか辞めるか迷ってるんだよね・・・
・現場仕事は給料安いしキツイしもう辞めたい!
・栄養士の転職方法って何が一番良いの?

と思っているあなたにおすすめ。

 

シバくん

こんなことが書いてあります!

・「栄養士辞めたい!転職したい!」と思ったら考えてみるべきこと
・転職せず、社内でステップアップする道もある
・それでも転職するなら4つの方法がある!

 

この記事の信憑性

・僕自身が管理栄養士として委託給食会社の本社の栄養管理室で8年間働いた経験がある

・そのうち4年は病院や老人ホーム、小中学校、幼稚園・保育園、学生寮といった現場で働いていた

・本社ではマネージャーとして勤務していた

・現場仕事以外に、本社の管理業務も十分に把握している

 

以上のことから、ある程度信用していただける内容だと思っています。

記事の中では委託給食会社でキャリアアップする方法について現場と本社、両方の目線でお話ししているので、ぜひ参考にしていただけたらと思います!

 

▼転職したい気持ちが強すぎるあなたへ:無料サービスを使い倒して良い転職をしよう!

・栄養士の転職情報あり。会社の実態が分かる キャリコネ(転職サイト)
・めちゃくちゃ親身に対応してくれる ワークポート(転職エージェント)
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委託給食会社を退職・転職する前に考えてみるべきこと

栄養士が退職・転職を考えるのは、結婚や妊娠を除けば「きつい・給料安い・人間関係悪い」が主な理由だと思います。

 

「せっかく頑張って資格をとったのに、こんな環境じゃやってられん・・・」と思う人も多いですよね。僕自身も現場で働いていた時代はそう思っていました。

 

ですが、せっかく現場経験を積んだのに辞めてしまうのはもったいないかもしれません。

委託給食会社で数年働いていれば、現場から本社や事業部へ異動し、経験を活かしてステップアップ(給料もアップ)できる可能性があるからです。

 

現場でのスキルが認められれば、本社へのステップアップの道がある!

現場で数年働いて責任者になれるくらいのスキルを身につければ、本社勤務へステップアップできる可能性が見えてきます。

▼本社へのステップアップに必要なスキル
・1人で安定した調理ができる
・栄養基準に沿った、食べてもらえる献立作成
・在庫やロスを意識した発注
・うまく回せるシフト作成
・現場全体を見て指示出し
・予算達成のための採算管理

 

本社での仕事にステップアップすると、

「事業部門」で複数の現場を統括するマネージャーになる
・人事、総務、経理、経営企画などを行なう「管理部門」に所属する

といった感じで、大きく分けて「事業部門」「管理部門」のどちらかで勤務することができます。

 

事業部門で働く場合は現場責任者たちを指導して現場環境を良くする役目を負うので、先ほど書いた「ステップアップに必要なスキル」がとても重要になります。

 

ただし、本社の人間がいきなり現場に指導をしても受け入れてもらいにくいです。(体験談)

 

逆の立場を考えてみるとわかると思いますが、本社からきた良くわかんない人に

「あの調理方法じゃなくてこうすると効率いいよ」

「事務作業の時間が少ないから洗浄の人数減らしてみて」

とか言われても「え、あんた誰よ!」って感じですよね。

 

まずは「自分もみんなと同じく現場仕事やってきたんだよ!」「知識も技術もあるんだよ!」ってことをわかってもらう必要があるので、本社で働く以上は調理から献立、採算管理までしっかりスキルを身につけておく必要があります。

 

シバくん

委託給食会社の栄養士って、現場以外にも働ける場所があるんだね!

ハスキチ

そうそう。現場仕事が向いていないと思っても、本社でその経験を活かして別の仕事ができるかもしれないぞ!

 

本社【事業部門】の仕事内容 → 人材コントロール・収支改善

事業部門とは、本社や支店で各現場の運営をとりまとめて運営管理する部門のことです。

簡単に言うと、現場をサポートしてより良い運営につなげたり、収支を改善して利益をあげる役割を持ちます。

 

僕がいた会社の事業部門の仕事例を簡単に説明しますね。

▼事業部門の目的や編成
・各県、部長+課長3人+係長12人を基本に編成される
・部の目的は「予算の達成」→売り上げや収益UPが基本の業務
・でも、お金だけじゃなく働く人のことも大切にする
▼事業部門の仕事内容
・100ヶ所以上ある現場をエリアごとに分け、係長は10件の現場を担当する
・係長は定期的に現場に行ってコミュニケーションを取り、問題点や課題を見つける
・課長は4人の係長を取りまとめて、打ち合わせをしながら現場の課題解決していく
・部長は会社の方針を理解し、課長や係長と連携して会社のミッションを達成する

 

現場での仕事をやめて、事業部門で現場のサポート業務をしてみたら合っていた!という人は結構います。あなたの現場経験がそのまま役に立つので、退職せずに事業部門への異動をお願いしてみるのも一つの手です。

 

現場の仕事とはガラッと変わって楽しいですよ!

 

本社【管理部門】の仕事内容 → 人事、総務、経理などの裏方役

管理部門とは、本社で「人事」「総務」「経理」「経営企画」など、ヒト・モノ・カネに関わる業務を行なう部門のことです。

主にデスクワークが中心なので、体力が落ちてきて現場で働くのはキツイけど、まだまだ働きたい!という人にもおすすめ。

内容が多くて全ては書ききれませんが、一例を下に書いておきます。

 

▼管理部門の仕事内容
・人事 … 人材の面接、採用スケジュールの作成、会社説明会の実施など
・総務 … 会社のOA機器や消耗品の管理、電話対応、来客対応など
・法務 … 契約書の作成や管理、社員やお客様からの法律相談への対応など
・経理 … 会社全体の出入金の記録、業務に必要な機械や備品の管理など
・経営企画 … 市場のニーズや競合の調査、中長期的な経営企画の立案など
・営業 … 商品やサービスの魅力をお客様に伝え、自社のファンを増やす
・衛生管理 … 食中毒を防ぐための施策を考えたり、事故があった場合の対応を行う

 

基本的に管理部門は普通の事務職なので、栄養士という人はほとんどいません。

入社してからずっと本社にいて現場がわからないという人が多い傾向にあるので、経営企画などの現場の声が成果につながりやすい部の場合は、現場経験豊富なあなたが貴重な人材になる可能性は十分にあります。チャンスですね。

 

また経理や人事でも、現場目線で意見が言えることで現場とのやりとりがスムーズになり、仕事の効率化や仕組みの改善につながることが考えられます。実際に、本社が現場の声を欲しがることは多いです。

 

ハスキチ
ハスキチ

今の会社を辞めてしまったら、次の職場ではイチからのスタートだからな。退職や転職を決める前に、経験が認められている今の会社で思い切ってチャレンジしてみてはどうだろうか。

 

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それでも退職・転職を決めた場合におすすめな転職方法

さて、ここからは「いろいろ考えてみたけどやっぱり転職したいかも・・・」と思った方に向けて、僕が実際に転職した方法をお話しします。

 

転職すると決めたら、どうやって転職しようか迷いますよね。

 

僕自身が試した転職方法は以下の4つ。

①ハローワークへ行く

②求人サイトから応募

③転職エージェントを使う

④友人等のコネを使う

 

このうちハローワークとコネは撃沈。

うまくいったのは、②求人サイト ③転職エージェント を使う方法です。

 

【失敗】ハローワークで1ヶ月無駄に・・・

求人=ハローワークという安直な考えでハローワークに行きましたが、結果は失敗。

紹介された案件をネットで調べてみると評価の悪いところばかりでした。1ヶ月ほど休みの日に時間をかけてハローワークに行きましたが、時間の無駄だったな・・・と感じています。

もちろん中にはいい求人もあるとは思いますが、僕が紹介を受けた中でいいと思えるものはありませんでした。

 

転職は転職サイト・エージェントを使うのが無難でスムーズ

僕はこれまで2回転職しましたが、1回は転職サイト、もう1回はエージェントを使いました。

使ったのは、

・会社の実態が分かる キャリコネ(転職サイト)
・めちゃくちゃ親身に対応してくれる ワークポート(エージェント)

この2つです。

それともうひとつとらばーゆという女性向けの転職サイトも評判がいいので、紹介したいと思います。

 

【キャリコネ】無料で使える会社の口コミサイト!会社の実態がわかるよ

最初、僕はキャリコネという転職サイトを使って転職しました。

キャリコネは一言で言うと「企業の実態がわかるサービス」です。給料や仕事内容について、実際に働いていた人の口コミがたくさん載っているんです。

 

そのため、登録しておくと、求人に応募する前の情報収集がかなりスムーズになります

そして、転職後に「こんなこと聞いてない!」と思うようなギャップが限りなく少なくなります。なにしろ本当に働いていた人の声ですから、それがわかるのはすごく良いサービスだと思います。

 

大手と比べると全体の求人数は少ないですが、栄養士関連の求人は多かったです。

できるだけ良い条件で転職したかったので、「年間休日120日以上」「賞与あり」「5日以上連続休暇が取れる」などわがままな内容で調べましたが、食品メーカーや病院などの栄養士職が50件以上該当しました。

 

公式サイト: キャリコネ
シバくん
シバくん

無料で使えるから、登録だけしておいて情報収集するのもいいね!

 

口コミが気になる方は、以下をどうぞ。

良い口コミ・悪い口コミどちらも探してみました。いろんな方の意見を参考にしてみてくださいね。

 

キャリコネの良い口コミ

 

 

 

キャリコネの悪い口コミ

 

キャリコネの口コミまとめ
・無料で使える神サービス
・転職先の会社のリアルな情報が分かる
・面接で聞かれる内容を事前に知れる
・内容が良すぎて「金で雇ったんじゃね」と疑われるほど
公式サイト: キャリコネ
シバくん
シバくん

悪い口コミは上の1つだけでした。実際に僕も登録したけど、書いてある内容がリアルすぎて転職に失敗したくないなら必須のサービスだなぁと思ったよ!

 

【ワークポート】しっかり話を聞いて真剣に求人提案してくれるエージェント!

転職エージェントを使うというとノルマのために無理やり求人を紹介されて転職させられるかも?と思っていましたが、全然そんなことはなかったです。笑

 

登録した後2時間ほど面談してもらったんですが、話すことで頭の中が整理されてよかったです。

面談のときには持ち時間を超えるほど親身に相談に乗ってくれて、細かい希望も聞いたうえで自分に合いそうな求人を厳選してくれました。

メールのレスポンスも早く、職務経歴書の添削もしっかりと行ってくれます。

 

やっぱり餅は餅屋と言いますか、転職のプロであるエージェントに頼るのは良いことだなと思いました。

求人の紹介だけではなく、面接担当者の人柄とか会社の裏事情を知っていて、面接対策もしっかり時間を割いて練習させてくれました。

 

公式サイト: ワークポート

 

ハスキチ

ぶっちゃけエージェント側は転職成功しないと報酬もらえないからな。履歴書や職務経歴書の添削とか面接練習も、がっつり手伝ってくれるぞ。

 

シバくん

転職サイトと違うのは、自分に担当の人がついてくれることだよね。やっぱり転職のプロが味方についてると安心!

 

口コミが気になる方は、以下をどうぞ。

良い口コミ・悪い口コミどちらも探してみました。いろんな方の意見を参考にしてみてくださいね。

 

ワークポートの良い口コミ

 

 

 

ワークポートの悪い口コミ

 

ワークポートの口コミまとめ
・めんどうな履歴書&職務経歴書作りが捗る
・初回面談でも希望する内容でたくさん案件を用意してくれる
・担当者がかなり積極的。相性が合えば効果は抜群!
(※もし担当者が合わなかったら、言えば変えてもらえます)
公式サイト: ワークポート
シバくん

僕は2時間も面談してもらえて、困ってたことを全部相談できてよかったよ!頭の中が整理されて職務経歴書を作るときにめちゃくちゃ役立って感動。口コミの通りに連絡頻度は多かったけど、いろんな案件を紹介してくれるから視野が広がりました!

 

【とらばーゆ】評判の良い、女性向けの転職サイト!

僕の女友達の5名は、女性専用の転職サイトを使っていました。その中でも評判がよかったのがとらばーゆです。

栄養士の求人については直営の保育園、病院、歯医者など他のサイトにはない求人があります。

委託給食会社でなく直営を狙っている方や、働きやすい歯医者の栄養士を目指す方におすすめです!

 

公式サイト:とらばーゆ

 

自分のために、無料のサービスは使いまくるべき!

エージェントを使う利点は、さっきも書きましたが面談で話を聞いてもらっているうちに自分のやりたいことや望んでいることが見えてきたり、頭がごちゃごちゃだったのが整理されたりすることです。

実際に転職しなくても、自分の目指す方向が見えてきた!っていう感覚をつかむことができました。

 

もし転職を考えているなら、

・まずはエージェントサービスに登録して、エージェントの方に話を聞いてもらうだけ聞いてもらう
・転職用の情報サイトに登録だけして情報を集めてみる

など、ハードルの低いことから始めてみるのが良いです。

 

なにせ無料のサービスがこんなにあるんです。使わない手はない!と僕は思います。笑

 

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おわりに:栄養士の働く場所は委託給食会社以外にもある

この記事では、委託給食会社で働く栄養士・管理栄養士のキャリアアップをテーマに

・「栄養士辞めたい!転職したい!」と思ったら考えてみるべきこと
・転職せず、社内でステップアップするには?
・それでも転職するなら4つの方法がある!
ということについて書きました!

 

委託給食会社は、現場経験が積めるし管理側への異動もできる可能性があるため、僕は自身のスキルアップにはもってこいの環境だと思います。

 

でも、委託給食会社自体が嫌になる人も多くいるのが事実です。

栄養士の仕事はなにも委託給食会社だけではありません。委託がもう嫌だ!と思ったら、食品メーカーや歯医者など別の道に進むのもとても良い選択だと思います。

 

記事内で紹介した

キャリコネ(転職サイト)
ワークポート(エージェント)
とらばーゆ(女性の転職サービス)
には、栄養士の資格を活かせる仕事や栄養士以外の仕事もたくさん載っています。

仕事は人生の多くを占めますから、後悔しないような仕事選びができるようにご参考にしていただければ幸いです!

 

シバくん

またね!

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